Colobockle コロボックル
- 2005/01/16
- 15:28
京都の恵文社一乗寺店で売ってたColobockleというポストカードに、myhurtのheartはわしづかみされてしまった。60年代っぽい色使いで、キャラはなんとなくチェコの絵本に出てきそう。大好きなポヤルのアニメ「ぼくらと遊ぼう」を思い出す。僕はこういうのを求めにチェコへ行ったんだけど、意外と見つからなかった。古本では結構見たけど、最近のものではなかった。子ども向けの工作絵本やカレンダーなどもあります。作者は僕と同...
ある意味トラウマ「米倉斉加年」
- 2004/09/26
- 15:28

米倉斉加年は「よねくらまさかね」と読む。変わった名だが、僕がこの名前を初めて記憶したのは意外と早い。小学校の頃(中学かもしれん)学校で授業の一環として見た「ムッちゃんの詩」という映画である。この映画は、戦時下の庶民の不幸を描いたもので、登場人物の少女は疎開先で結核に冒され、やがて死んでしまうという、どうにもこうにもな映画である。ストーリーは最近ネットで調べるまで全く記憶していなかったが、僕は当時見...
諸星大二郎の独特
- 2004/08/20
- 13:45

一般的に大人にとっての漫画というものは、娯楽であって、時間つぶしのための読み物でしかない。通勤電車で30分くらいで一冊読めるくらいの密度でなければ、時間つぶしにはならない。しかし、漫画というのは他の表現方法と同じく、時に芸術的であり、時に読者の人生にまで影響を及ぼすほどの力を持った作家や作品が生まれることがある。諸星大二郎の描く漫画は決して暇つぶしにならない。もし通勤電車で「不安の立像」など読もうも...