高野山はいつも雨
- 2004/08/25
- 15:08
僕は雨男ではないのかと最近思う。ある友人のライブを見に行くと毎回雨が降るので、ずっとその彼が雨男だということにしていた。しかし、僕が珍しく欠席したら、その日は見事に晴れたらしい。どうやら雨男は彼ではなく僕だったらしい。友人と二人で高野山へ行く計画は、2ヶ月前からしていた。しかし、初め計画していた日が大型台風、延期した日も雨だったのでさらに延期し、一ヶ月後ようやく決定した日もやはり大雨だった。しかも...
世界妖怪会議にて水木さんの幸福をもらう
- 2004/08/20
- 15:06
8月7日世界妖怪会議に出席。世界妖怪会議とは、水木しげる、荒俣宏、京極夏彦らが主催している「妖怪」について語り合う会の事で、今回で第9回目を数える。前半は、妖怪を利用した町おこしイベントのプレゼンと、素人のくだらないライブを見せられ、三人の登場がいまかいまかと待たれる。そろそろケツが痛くなってきたころ、ついに妖怪会議が始まる。幕が開くと大きなスクリーンの前に並べられた椅子に京極氏が一人座り、司会を始...
諸星大二郎の独特
- 2004/08/20
- 13:45

一般的に大人にとっての漫画というものは、娯楽であって、時間つぶしのための読み物でしかない。通勤電車で30分くらいで一冊読めるくらいの密度でなければ、時間つぶしにはならない。しかし、漫画というのは他の表現方法と同じく、時に芸術的であり、時に読者の人生にまで影響を及ぼすほどの力を持った作家や作品が生まれることがある。諸星大二郎の描く漫画は決して暇つぶしにならない。もし通勤電車で「不安の立像」など読もうも...