筒井康隆です
- 2005/01/31
- 15:15
筒井康隆の「12人の浮かれる男」を読んだ。これも、「12人の怒れる男」のオマージュで、筒井テイストのブラックブラックな喜劇。筒井作品は、日本人の隠れたいや~な部分をデフォルメし、三谷作品(12人の優しい日本人)は、良いとも悪いとも言える日本人っぽさを描いたという感じ。本来両者は比べるもんじゃないけど、どっちも戯曲という事だからやはり天秤にかけてしまう。でもまあ三谷作品の方が楽しくていいかな。筒井といえば...
辞書連想 第六回 「て」
- 2005/01/30
- 15:24
て ・・・・・〔助詞「って」が撥音「ん」で終わる語に付く場合に用いられる〕1(格助)(1)動作・作用の内容を表す。と。「これはなん―いうのだろう」「ぼくは知らん―答えておいた」2)次に来る語の説明的な内容を表す。という。「日本―国は狭いね」2(係助)(1)語や文を話題として提示する。というのは。「ポンかん―みかんの一種かしら」(2)相手の質問・命令・希望などを受けて、それを話題として提示する。といっても。3(...
辞書連想 第五回 「はんみょう」
- 2005/01/18
- 15:22
はんみょう 【斑猫】 (1)甲虫目ハンミョウ科に属する昆虫の総称。体長1、2センチメートルの甲虫。地表をはうものが多い。幼虫・成虫とも他の昆虫を捕食する。(2)(1)の一種。体長約2センチメートル。黒紫色の地に赤・緑・白の美しい紋様がある。路上に多く、人の歩く先へ先へと飛ぶさまから「みちおしえ」「みちしるべ」などと呼ばれる。幼虫は地面に穴を掘ってすむ。ナミハンミョウ。[季]夏。(3)マメハンミョウとツチハンミョ...
Colobockle コロボックル
- 2005/01/16
- 15:28
京都の恵文社一乗寺店で売ってたColobockleというポストカードに、myhurtのheartはわしづかみされてしまった。60年代っぽい色使いで、キャラはなんとなくチェコの絵本に出てきそう。大好きなポヤルのアニメ「ぼくらと遊ぼう」を思い出す。僕はこういうのを求めにチェコへ行ったんだけど、意外と見つからなかった。古本では結構見たけど、最近のものではなかった。子ども向けの工作絵本やカレンダーなどもあります。作者は僕と同...
辞書連想 第四回 「白帝城」
- 2005/01/11
- 15:21

はくていじょう 【白帝城】 ・・・・(1)中国四川省東部、揚子江中流北岸にあった城。三国時代に蜀(しょく)の劉備が諸葛亮(しょかつりょう)に後事を託して没した所。(2)愛知県犬山市にある犬山城の別名。(初めての方は、本編の前に辞書連想「はじめに」を読んでください)++++++++++++++++++++++++++++++++― 偉大なる横山光輝先生に捧ぐ ―三国志ファンってのは語りたがる人が多い。実は僕もその...
辞書連想 第三回 「刷毛目」
- 2005/01/06
- 15:21
はけめ 【刷毛目】 ・・・・(1)刷毛で塗料などを塗ったあとにつく筋。「―がつく」(2)刷毛で白泥(はくでい)を塗った上に釉(うわぐすり)をかけた陶磁器。朝鮮陶器で始められたもの。(3)二色の糸を、たて糸・よこ糸ともに一本おきに用いて平織りにした細い縞。片面は縦縞、他の面は横縞。刷毛目縞。(初めての方は、本編の前に辞書連想「はじめに」を読んでください)+++++++++++++++++++++++++(2)の意味に...