高野山はいつも雨
- 2004/08/25
- 15:08
僕は雨男ではないのかと最近思う。ある友人のライブを見に行くと毎回雨が降るので、ずっとその彼が雨男だということにしていた。しかし、僕が珍しく欠席したら、その日は見事に晴れたらしい。どうやら雨男は彼ではなく僕だったらしい。
友人と二人で高野山へ行く計画は、2ヶ月前からしていた。しかし、初め計画していた日が大型台風、延期した日も雨だったのでさらに延期し、一ヶ月後ようやく決定した日もやはり大雨だった。しかも、来る前はこんなに降るとは思わなかったので、足元はサンダルである・・・。
傘を差しながらも足をビショビショにしながら訪れた金剛峯寺は、よく手入れされ、非常に趣のある建物であった。よけいなものが一切無い。よく名前だけ有名で、趣もクソもない派手な寺や社があるが、全くもって美しい。心が洗われるとはこういうことか。
空海が入定したという奥の院は、金剛峰寺より3kmほどはなれた森の中にある。恐ろしく高く太い木が立つ森、その森と同化するように、数々の戦国武将や英霊、企業が立てた苔むす墓石が立っている。その森を奥に進んでいくとやがて奥の院がある。四国八十八ヶ所霊場を歩いた遍路が最後にこの場所を訪れるという。僕は1週間ほど四国を歩いたが4箇所ほどしか周れなかった。1周した人とそうでない人では、感慨深さも違うだろう。
僕にとって、高野山は違った意味で聖地だ。祖母は真言宗だった。毎日祖父に対して、先祖に対して経を読み続けていた。祖母が大切にしていたものがここにある。奥の院に訪れる信者が唱える般若心経は、祖母の読む経とは節回しが違うなあと思いながら、僕はお祈りした。
霊宝館でお宝を見た後、やはり雨の中ビビリながら車で下山。次の日、大阪の友人宅へ戻って見た天気予報によると、関西地方はところどころ雨だったが、和歌山だけ見事に降っていなかった。雨男決定!
友人と二人で高野山へ行く計画は、2ヶ月前からしていた。しかし、初め計画していた日が大型台風、延期した日も雨だったのでさらに延期し、一ヶ月後ようやく決定した日もやはり大雨だった。しかも、来る前はこんなに降るとは思わなかったので、足元はサンダルである・・・。
傘を差しながらも足をビショビショにしながら訪れた金剛峯寺は、よく手入れされ、非常に趣のある建物であった。よけいなものが一切無い。よく名前だけ有名で、趣もクソもない派手な寺や社があるが、全くもって美しい。心が洗われるとはこういうことか。
空海が入定したという奥の院は、金剛峰寺より3kmほどはなれた森の中にある。恐ろしく高く太い木が立つ森、その森と同化するように、数々の戦国武将や英霊、企業が立てた苔むす墓石が立っている。その森を奥に進んでいくとやがて奥の院がある。四国八十八ヶ所霊場を歩いた遍路が最後にこの場所を訪れるという。僕は1週間ほど四国を歩いたが4箇所ほどしか周れなかった。1周した人とそうでない人では、感慨深さも違うだろう。
僕にとって、高野山は違った意味で聖地だ。祖母は真言宗だった。毎日祖父に対して、先祖に対して経を読み続けていた。祖母が大切にしていたものがここにある。奥の院に訪れる信者が唱える般若心経は、祖母の読む経とは節回しが違うなあと思いながら、僕はお祈りした。
霊宝館でお宝を見た後、やはり雨の中ビビリながら車で下山。次の日、大阪の友人宅へ戻って見た天気予報によると、関西地方はところどころ雨だったが、和歌山だけ見事に降っていなかった。雨男決定!
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