マツーン

柳沢厚生労働相の「女性は子を生む機械」発言。
この手の問題はまず前後の文脈を聞かなければならないというのは鉄則。前森首相の「カミの国」発言と同じこと。それを聞く前に腹を立てるのは、ちょっと待ったと言いたくなる。まあ、日本人はいつもそうだが。
もし、柳沢が「女性は子を産む機械」と言った前後に「男は精子を出す機械」「男は子と女に飯を食わせる機械」とでも言っていたらそんなに問題ではないじゃないか。そこまで考えた奴はどこまでいるんだ、と思って柳沢の発言の全文を見てみたが。。

うーんこいつは、あほや。さむい。そんなこと全然言ってないし、ちょっと攻撃されたらアタフタアタフタ。
なんのひねりもないし、産む＝機械という戦後すぐの発想。
おそらく前の日とかに、「うまい言葉思いついた（爆）」と言う風にちょっと浮かんだ発想を、単にそのまま口にしただけの事に違いない。

「そういう思想を持っている人間が厚生労働大臣なんて許せない。」とかいう意見もよく見るが、たぶんこいつは思想みたいなものは持ち合わせてない。だからすぐ謝罪してしまうのだ。
マスコミも（今に始まった事じゃないが）こんなこと話題にするな。

というわけで別に辞めなくてもいいと思う。
こいつの代わりもどうせあほや。