辞書連想 第三回 「刷毛目」 

はけめ 【刷毛目】 ・・・・

(1)刷毛で塗料などを塗ったあとにつく筋。「―がつく」
(2)刷毛で白泥(はくでい)を塗った上に釉(うわぐすり)をかけた陶磁器。朝鮮陶器で始められたもの。
(3)二色の糸を、たて糸・よこ糸ともに一本おきに用いて平織りにした細い縞。片面は縦縞、他の面は横縞。刷毛目縞。

(初めての方は、本編の前に辞書連想「はじめに」を読んでください)
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(2)の意味に着目して調べてみた。「刷毛目」とは、陶芸をしない僕にとって、あまりなじみの無い言葉だが、陶磁器の素地に化粧土(素地とは違う色の土)を刷毛で塗り、装飾的な効果を得る手法だそうだ。
元々は、黒や褐色の素地の上に白い土などを塗る事で、白い素地を装うという、朝鮮から日本に伝わった手法だったらしい。そのため、当初は刷毛で塗った「跡」を残さずに全体的に塗っていたのだが、いつからか、わざと刷毛の跡を残したり、作品のワンポイントとして塗ることで、味わいのある作品にしあげるという手法に変化したという。

例えば、このような茶碗(一番下)はいい例か↓刷毛の一筆がいい味だしている。
http://www.mc.ccnw.ne.jp/nagoya-taikan/tokugawa-meihin-tyawan.html

それにしても、この手法の変化、実におもしろい。最初は実用的だったものが、今は装飾的な使われ方をしているというのは、陶芸に限らずどんな世界でもいくつか例があるのではないだろうか。

例えば、パーカーについてるフードなんかは、完全にファッション化している。あれは、もちろん元々雨よけだったはずだが、雨が降っているからといって、頭にかぶる人はあまりいない。あれを実用しているのは逃走中の「E.T.」くらいのもんだろう。
チャンバラトリオでおなじみのハリセンも、たぶん、扇子が発展したものだろう。元々人を叩くものではない。

しかし、もっとわかりやすい例がある。男性の乳首だ。女性の乳首は、旦那の欲求を満たすためではなく、子どもに乳を与えるためにあるのだが(by 月亭可朝)、男性の乳首は本来、また違う役割を持っていた。
現在は、何の役にも立っていないし、一体何のためについてるんだと思われている方も多いだろう。しかし実は、男性の乳首は、かつて「アンテナ」だったのである。
人類が誕生したのは10万年前。その当時、男性の乳首は15cmほども突起していた。
獣などの外敵が近づくと乳首はビンと立ち、身の危険を知らせる役目を持っていたのである。
やがて武器を持った人類は、外敵も少なくなり、乳首アンテナも不要となってどんどん短くなっていき、現在にいたるのである。男性も乳首をフル活用していた時があったのだ。

ちなみに、人間が驚く様子をあらわす「ビクっとする」という言葉は、乳首アンテナが急に立つ様子を表した「ビーチクっとする」という言葉に由来する。

(おわり)

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3回目終了。みんなの怒号が聞こえてくるようである。もちろん、前半は本当の話で、乳首のくだりからは全くのデタラメである。

次は、僕が大好きな手塚治虫。
手塚 治虫 1928年11月3日生まれ >> 1928ページ11段3行 >>1930ページ3段3行 = 白帝城(はくていじょう)

あ、三国志に出てくる城だ。やっと得意分野かもしれない。でもまた中国か。。

次のお題は「白帝城」

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あ、明けましておめでとうございます。今年もこんなブログなんかでどうぞよろしく。